猫 多頭飼い 初心者|失敗しない迎え方・注意点・実体験ガイド

🐾猫ライフ

猫 多頭飼い 初心者にとって、不安も多い一方で毎日を楽しくしてくれる選択です。本記事では、猫 多頭飼い 初心者が知っておきたい迎え方のコツ、注意点、実体験をもとにしたポイントをわかりやすく解説します。特に「猫 多頭飼い 初心者」にとっては、最初の環境づくりや導入ステップが成功のカギとなります。

我が家ではラガマフィン2匹(ルーク・レオン)、ミヌエット1匹(ルーナ)の計3匹と暮らしています。本記事では、猫 多頭飼い 初心者 の方でもわかりやすいように、経験をもとにメリット・デメリット・導入ステップ・毎日のケアのポイントをまとめました。

参考:
 内部リンク:ラガマフィンの特徴
 内部リンク:ミヌエットの特徴
 内部リンク:1匹目をお迎えしたときのグッズ

これから「猫を多頭飼いしたい」「新入り猫を迎える予定」という猫 多頭飼い 初心者の方の参考になれば幸いです。

1. 猫 多頭飼い 初心者が知っておきたいメリット

メリット① 猫同士のコミュニケーションが増えてストレスが軽減する

多頭飼い 仲良くするルークとルーナ

猫 多頭飼い 初心者が最も悩むのは相性の問題です。
私の家では、最初に迎えたラガマフィン「ルーク」は甘えん坊で、私たちが不在のときは少し寂しそうに過ごしていました。

しかし2匹目のラガマフィン「レオン」を迎えると、家の中は一氣に活気づくように。追いかけっこ、じゃれ合い、毛づくろい、寄り添っての休憩など、多頭飼いならではの行動が増え、ルークのストレスが大きく減りました。

猫 多頭飼い 初心者が最も悩むのは相性の問題です。
私の家では、最初に迎えたラガマフィン「ルーク」は甘えん坊で、私たちが不在のときは少し寂しそうに過ごしていました。

しかし2匹目のラガマフィン「レオン」を迎えると、家の中は一氣に活気づくように。追いかけっこ、じゃれ合い、毛づくろい、寄り添っての休憩など、多頭飼いならではの行動が増え、ルークのストレスが大きく減りました。

3匹目のミヌエット「ルーナ」が来てからはさらににぎやかに。異なる性格の猫が増えることで刺激が生まれ、猫同士の社会性も育ちます。

異なる性格の猫が増えたことで、猫同士のコミュニケーションが活性化し、1匹では見られない猫の行動が見えて毎日が楽しいです。

メリット② 行動が活発になり、刺激が増える

多頭飼い 仲良くするレオンとルーク

<喧嘩しても仲良くお昼寝するレオンとルーク>

猫 多頭飼い 初心者は「喧嘩に見えるじゃれ合い」に驚くことがありますが、多くの場合は正常なコミュニケーションです。

我が家でも1匹の頃は寝てばかりだったルークが、2匹目以降は兄として張り切るようになり、家が活性化しました。

家の中で3匹それぞれの生活感は異なります。それぞれが違った行動を見せ刺激の多い毎日です。トイレの仕方(レオンが一番下手です)だったり、ご飯の食べ方(ルーナは兄猫のを奪いに行く)、私への甘え方、寝床の場所など、個体差があり面白い毎日です。多頭飼いならではの猫ライフを楽しむことができます。


2. 猫 多頭飼い 初心者が注意すべきデメリット

デメリット① 相性が悪いとストレスになりやすい

多頭飼い 説教するルーク

<レオンを説教するルーク>

猫は個体差が大きく、相性が悪いとストレスが溜まりやすい動物です。
長兄ルークは規律を重んじるタイプで、自由なレオン・お転婆なルーナとの暮らしに最初は戸惑い、ストレスでお腹を壊したこともありました。

しかし、時間をかけて距離をとりながら慣らしたことで、いまでは“監督役”として穏やかに新入りを受け入れられるようになりました。

✔対策

猫 多頭飼い 初心者は、最初の3日間の隔離がとても重要です。
後述の「導入ステップ」で丁寧に慣らすことが重要です。
隔離期間をしっかり設けることで、多くのストレスは軽減できます。

我が家では多頭飼いとして気を使ったのは、最初の顔合わせです。最初はゲージに入れてからすぐに合わせず、時間をおいてからのご対面としました。それ以外はなるべく静かな部屋にいてもらい、他の子が気になって見に行くとき以外は静かな時を過ごさせていました。次第にお迎えした子がゲージ外の子に興味を持ち、鼻チュウ(鼻と鼻を合わせる行為)をして仲良くなってからゲージから出してのご対面へとSTEPアップしていきました。

デメリット② ケンカや縄張り争い

多頭飼い 餌を奪いそうな瞬間

<末っ子娘の餌を狙う兄猫>

多頭飼いで起きやすいのは、ご飯・トイレ・寝床などのリソース争いです。

ただ、我が家ではご飯皿やトイレを複数用意しても、自然と共用するスタイルへ。
兄猫ルークの穏やかな性格のおかげで、争いには発展せず平和に暮らせています。

✔対策

一般的には「猫数+1のトイレ」「別スペースでの食事」が推奨。
喧嘩が起こる家庭では、分離管理が非常に有効です。

我が家ではゲージを有効活用しています。直接対面までの猶予を設け、私たちが介入し少しづつ慣らしの期間を作りました。ご飯も、お迎えした猫はゲージ内で食べさせたり、トイレも簡易的なもので隔離し、環境に慣らしていきました。

デメリット③ 病気がうつりやすい

多頭飼い 病気は大変

<病気になり病院に行くルーナ>

多頭環境では、真菌・猫風邪・寄生虫などの連鎖が起こりやすいです。実際に我が家でもお迎え直後に複数の病気が発生しました。我が家も猫 多頭飼い 初心者のころは失敗しました。

我が家では

  • レオンのお迎え後:ルークとレオンが真菌
  • ルーナのお迎え後:3匹が順番に下痢・嘔吐

など、何度も病気に悩まされました。

とはいえ、ゲージ隔離+早めの通院で無事完治。
保険のありがたさを強く実感しました。

✔対策

  • ワクチン
  • 隔離期間
  • 健康観察
  • 発症時は即隔離

この4つが非常に有効です。

病気になると病院代は想像以上にかかりました。特に検査代。保険に入っていたので幾らかの返金はあり助かりました。保険はこうゆうときのためのものですね。大事に至らないように健康観察は重要だなと思いました。


3.猫 多頭飼い 初心者のための迎え入れ準備

ここまでは、私の経験をもとに多頭飼いのお迎えに関するエピソードを紹介しました。
ここからは、ネットの情報、文献をまとめ、多頭飼いの際に必要なもの、気を付けることをまとめました。
我が家でやっていたことは、基本的にセオリーに則っているということがわかります。
完璧にこの手順を踏まずとも、大まかな手順を抑える点では一読いただけると良いと思います。

環境① 最低2段以上のケージ準備(猫 多頭飼い 初心者の基本)

隔離・慣らし・安全確保のため、多頭飼いにはケージが欠かせません。

環境② トイレ配置(猫 多頭飼い 初心者が失敗しやすい点)

縄張りトラブル予防に最適。
我が家では共用ですが、基本は分けたほうが安心です。

トイレは「猫の頭数」+1つがおすすめです。

環境③ 食事場所は置き場所と動線を考慮

・部屋を分ける
・ケージ内
・距離を開ける

特に子猫と成猫のご飯は栄養が違うので必ず分離。

ご飯を食べさせるときには、器の距離感は取るようにしています。最初の数分間は互いのご飯を食べ漁ろうとしたときにはSTOPをかけ、それぞれがある程度食べるまでの介入をします。特に1歳未満の子猫のご飯と、成猫の餌の質は違うので注意するようにしています。

環境④ 複数の隠れ場所・高低差を作る

多頭飼い 自分のスペースを確保するルーク

<自分の場所を確保して満足するルーク>

キャットタワー・キャットステップ・段ボールなどを活用。
「縦の縄張り」が分かれることでストレスが軽減します。

様々なオブジェクトを用いて隠れ場や高低差をつくります。猫は「縦の縄張り」を分け合うことでストレスを減らします。我が家の猫たちはそれぞれお気に入りの場所を作ってくつろいでいます。


4. 猫 多頭飼い 初心者が成功する導入ステップ

猫 多頭飼い 初心者が最もつまずきやすい部分です。
無理やり対面させると、失敗する可能性は高いです。
以下のステップが最も定番で、専門家も推奨する方法です。


STEP1:最初の1〜2週間は“完全隔離”

目的:感染症管理、環境に慣れさせる

  • 新入り猫は専用の部屋またはケージに隔離
  • 先住猫には「家に何かが来た」程度の刺激に留める

やはり、導入ステップは重要事項ですね。
我が家でも慎重にやってきたものの、病気などのトラブルの回避にはなっておらず。
お迎え元で病気になっていることを確認したとしても、新しい環境に来ることで保菌していた病気が症したり、他の猫にうつることがあることを学びました。


STEP2:お互いの匂いの交換

  • 使ったブランケットを交換する
  • ケージ越しに匂いを嗅がせる
    匂いに慣れることで敵意が大きく減ります。

我が家ではケージ越しでにおいをかがせるということをしました。猫にとってにおいとは重要なファクターです。


STEP3:ケージ越しに対面(短時間)

  • ケージの扉は閉めたまま
  • ごはんやおやつタイムに合わせると“いい印象”がつく

ここでもケージの重要性があるとわかります。ケージを使った運用が多頭飼いの導入のカギだといっても過言ではないですね。


STEP4:短時間の直接対面(飼い主監視)

  • ケージの外に出して、数分だけ様子を見る
  • シャーはOK、威嚇も正常反応
  • ただし “取っ組み合い” は要介入

ルーナがやってきたとき、レオンが「しゃぁー!しゃぁー!」したときは、正直見てて恐怖したのを覚えています。襲い掛かってしまうのではないかとハラハラしながら仲介をしていました。ただ、この反応は正常範囲らしいことがわかり安心しました。飼い主の介入と観察は必須です。


STEP5:徐々に自由時間を増やす

1週間〜数週間かけて距離を徐々に縮める。
急がないことが最大のコツ。

我が家では1週間ほどしたら、ゲージから出す時間を増やしています。2週間もすれば日中はゲージの外です。ただし、ご飯やトイレはゲージ内であたえ、寝るときはゲージ内に入れておくようにしました。


5.猫 多頭飼い 初心者ガイド:毎日のケアと観察ポイント

多頭飼いをする際には、猫へのケアは均等に行うことが重要です。
日々のコミュニケーションをはじめ、健康観察などが行き届くようにします。
そのために必要なアプローチをこの章ではお伝えします。

① 個別ケアを忘れない

どちらかが「我慢してしまうタイプ」だと、ストレスを溜めやすい。
我が家の3匹の猫の中で、最も我慢しているのは長兄のルークでしょう。
ルークがご不満な時には、時間を取ってコミュニケーション取るようにしています。
兄って大変ですね。

② 食事は別スペースで管理

盗み食い対策、フードトラブルの防止になります。
我が家ではルーナが食いしん坊であり、兄たちのご飯を食べに走り出します。
私たちが介入し、横取りが起こらないようにチェックしています。
といいながら、ルークもルーナのご飯を横取りするので、両方のブロックが必要です。
みんな食いしん坊です。

③ トイレの状態チェック

多頭環境では「誰がどれをしたか」がわかりにくいので
・砂の種類を分ける
・配置場所を変える
などで判断しやすくします。
我が家ではトイレは共用です。そのため、どれが誰のものかわからないときもあります。
ですが、個体の大きさ、癖から、どれがだれのものか判別可能です。
レオンは砂をかけない、ルーナは小さい、ルークはきっちり砂をかける。
我が家独特の判別方法ですが、こうした癖を見抜くためにも日々の観察は必要です。

④ ケンカの見極め

正常な“じゃれ合い”

  • 追いかけっこ
  • 両方が交互に飛びかかる
  • 無音で遊んでいる

本気のケンカ

  • 低いうなり声
  • 一方が一方を一方的に追い詰める
  • 毛が逆立つ、耳が横に倒れる

→本気のケンカは早期介入を。

これらの特徴を見ると、実は我が家でも時折本気の喧嘩をしていることに気が付きます。
特にルークとレオンは激しいです。家中を走り回り、部屋ごとにバトルをしています。
ルークのほうが大きいのですが、最近ではレオンも大きくなりました。
そのためか、ルークがめんどくさそうに走って逃げる様を見かけるようになりました。
ケガをしたりはしないですが、毎回レオンがぼさぼさになります。その姿は歴戦の野武士のような泥まみれに戦い、明け暮れた姿で、みすぼらしい。


起きやすいトラブルと対処法

多頭飼いをすると、それだけ猫同士の折衝が起こるため何かしらのトラブルにつながることがあります。この章では、そういった起こりえるトラブルを想定し、未然に防ぐ手段を紹介します。

トラブル①:新入り猫が先住猫を怖がる

お迎えしたあとにケージを使ったコミュニケーションで慣らしていく方法をお伝えしました。この手順をしても怖がりな猫はなかなか環境になじまないケースがあります。そういった場合には、ケージ内で過ごす時間を増やし、距離を取らせてあげたほうがいいです。

焦らず少しずつ環境に慣らして行くほうが、お迎えした猫も、先住猫にも精神的安定が与えられると思います。

トラブル②:先住猫が新入りを攻撃する

猫は縄張り意識が強い生き物です。我が家では長兄のルークが統制をとっているおかげか、新入りへの攻撃は起こっていないので助かっています。本来の猫の性質からすると十分に起こりえることなので観察は必要です。

餌場、トイレ、寝床、休憩所など、それぞれの猫のスペースを作ってあげることが対策に適してますね。

トラブル③:ごはんの横取り

生きるためには食料は必要、自然の摂理。ごはんの奪い合いは起こりえる話ですね。我が家ではルーナが食いしん坊のため先住猫の兄たちのご飯を奪いに行きます。兄猫のルークさんは優しいので、怒らないで一緒に食べようと食べるスペースを作ってくれるので喧嘩にはなりません。ですが私がそれを毎回ブロックしています。

お迎え直後、ご飯の横取りによる喧嘩が問題となる場合にはケージや部屋などでテリトリーを分けてご飯を与える対策が適していますね。

トラブル④:粗相が増える

他の猫が使ったトイレを嫌い、粗相するのは多頭買いをするうえで起こりえることです。我が家ではトイレは共用ですが、レオンがお片付けをしないのでルークがいつも怒っているのを知っています。ですが、粗相をすることはなく、トイレ内で場所を使い分けているようで助かっています。

実際に粗相が発生するような場合には、定説通り、トイレを増設して気持ちのよいトイレライフを送れるようにするのが対策として適してますね。


7. まとめ|猫の多頭飼い成功は“段階的な導入”がすべて

多頭飼い 導入にはゲージが必須

ここまで、我が家の実体験と、文献を参考にした情報を紹介させていただきました。
総じて、多頭飼いを成功させる最大のポイントは焦らず、環境を整えながら、丁寧に距離を縮めること。これに尽きるかなと思います。そのために重要なのは飼い主の観察です。日ごろの猫たちの特徴をおさえることで早期発見、対策が可能となります。

もちろん、問題が発生してからでは遅いケースもあり、事前の対策は必要。
ここまで書かせていただいたトラブルケースをもとに、事前の対策を講じることからはじめることが良いですね。

また、同居猫が増えることで「大変さ」が目立ちますが、それ以上に
・遊ぶ姿
・寄り添う姿
・仲良く昼寝する姿
など、1匹でいる時とは違った刺激が生まれ、飼い主にとってかけがえのない時間が得られます。
もちろん、猫達の精神的安定にもつながる部分もあります。

多頭飼いに興味がある、これから多頭飼いをしようと思っているという方。
この記事を読んでいただいた皆様が、楽しく安心して暮らせるよう、ここでの情報が役に立つことを願います。


関連情報

内部リンク:ラガマフィンのお迎えガイド|大型猫 初期費用と揃えたグッズ5選
内部リンク:ラガマフィンの魅力・特徴まとめ
内部リンク:ミヌエットの特徴・性格・見た目・飼いやすさをわかりやすく解説
外部リンク:X(猫デスクLabo)

参考文献

参考:公益社団法人 日本動物愛護協会「猫の飼い方ガイド」
https://jidousya-aigo.jp/

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