(ルーナの実例つき)
ミヌエットの特徴は、丸みのある顔立ちと愛らしい性格にあります。
そして、ミヌエットの魅力は、まるで“生きるぬいぐるみ”のような愛らしいルックスと、甘えん坊で温厚な性格です。本記事ではミヌエットの特徴を一般的な文献情報と、我が家のミヌエット「ルーナ(通称:ルナ)」のリアルな実例を交えながら紹介します。

ミヌエットの魅力(概要)
■“ドールフェイス × 短足” の小さな妖精
ミヌエット(旧称ナポレオン)は、ペルシャ系の丸顔・被毛の美しさと、マンチカンの短足の可愛さをあわせ持つ猫です。比較的新しい猫種です。短足の子が多いですが、実は「短足」と「長足」両方が存在します。
特徴はこの3つ:
- 丸くて大きな目
- まんまるの顔
- ふわふわの毛並み
- ちょこちょこ歩く短足
このあたりが多くの人を魅了する理由です。
性格は穏やかで人懐っこく、抱っこもスキンシップも大好きな傾向があります。
原産はアメリカで、比較的新しい猫種です。マンチカン×ペルシャ系の交配から生まれで、
上品な容姿と甘えん坊な性格のいいとこ取りの猫として人気が高いです。
体格は小柄で、成猫でも2.5〜4kgほど。多頭飼いのお家でも飼いやすいサイズ感です。
ここまでは一般的な情報ですが、ここからは我が家のルーナの“リアルなミヌエット像”を紹介します。
ミヌエットの魅力(我が家のルーナ)
■ 小柄でちょこんとした“ぬいぐるみ感”
ミヌエット魅力その1。
ルーナは、大きな目×丸顔×短足の三拍子そろった、まさに“理想どおり”のミヌエットでした。
毛並みは触ってみるとサラっとしています。

<目の周りがアイシャドウをしているようなルナちゃん>
ルーナ:
・毛が短い
・サラっとした質感
・アイシャドウを入れたような目元
・ギャルっぽい顔立ち
・小柄でふわふわのフォルム
見た瞬間に「連れて帰るしかない!」と思ったほどです。
短足ならではの“よちよち歩き”は、破壊力抜群。
兄のラガマフィンたち(ルーク&レオン)よりはるかに小さいけれど、存在感は最強です。
■ 好奇心旺盛で、人にも猫にも甘え上手
ミヌエット魅力その2。
ミヌエットは一般的に人懐っこく、甘え上手と言われますが、ルーナもまさにそのタイプ。
ただし……
ご飯に対しての積極性は凄まじい。
食べるのが大好きで、兄たちのご飯を狙いに行くことも多いです。
このため、我が家ではご飯の時間は毎回プチ緊張タイム。
「ルーナ、こっちのご飯だよ?」と誘導しつつ、横取りを阻止しています。
とはいえ、兄たちとも仲良くやれており、甘えたり寄り添ったりする姿はまさに“末っ子長女”気質です。

<新参者だが長兄の寝床に入るルナちゃん>
レオンから「しゃぁー!しゃぁー!」威嚇されていました。
ところが、ルーナは敵意は無いと感じ取ったのか無視して遊んだり、長兄の寝床に入ったりなどタフさを兼ね備えていまいた。
性格は個体差あるかもしれませんが、基本的には社交性ありです。
■ 甘えん坊。常に人のそばにいたいタイプ
ヌエット魅力その3。
性格は総じて甘えん坊な子が多いのですが、ルーナも例外ではありません。
・私が座ると膝に乗ってくる
・作業をしていると机に乗って監視
・寝る前はべったりくっつく
兄猫たちよりも“小悪魔系の甘え”をしてきて、こちらとしては完全にメロメロです。
他の猫ではなかった甘えんぼ感、たまらないです。
ただし短足ゆえに、高いところに登るのは少し苦手。
そのため、ジャンプ力は兄たちより控えめなので、キャットタワーは段差が細かいものが向いています。

<デスクワーク中にも足をよじ登ってくるルナちゃん>
ミヌエットは「構ってほしい」と積極的に来る子が多く、一緒の空間にいる喜びを感じさせてくれる猫種です。めちゃくちゃかわいい。
そして、甘えた後は近くで直ぐ寝るのですが、その寝方もまた可愛い。

<人のように眠るルナちゃん>

<無防備なヘソ天を披露するルナちゃん>
ミヌエットは、マンチカンとペルシャ系猫種(ヒマラヤン、エキゾチックなど)を交配種。そのため、マンチカンの気性が甘えん坊さを出していると聞きました。そう言う点では、ルーナは手足が短いし、間違いなくマンチカン寄り。ここまで甘えてくれるのは愛おしですね。
ミヌエットの特徴
■ 小柄でややずんぐりした体型(2.5〜4kg)
ミヌエットといえば短足のイメージがありますが、実際には 短足:長足=2:8 くらいとも言われ、長足のほうが多いです。ちなみに、我が家のルーナは短足の子。歩く姿がとても愛らしい。
●ルーナ
<生後2か月>

<6か月>
※成長したら更新
<1歳>
※成長したら更新
(参考)お迎え時点(2か月)のルーナの体格
ルーナ: 全長(25cm)、体重(1.0kg)
ミヌエットは小柄でコンパクトな猫種です。
そのためラガマフィンたちと比べると、大きさは半分程度。
<比較イメージ>
・ラガマフィン:5〜7kg前後
・ミヌエット:2.5〜4kg
そのため、ミヌエットのルーナは、先住猫のラガマフィンの大きさとのギャップが凄いです。
この小ささが可愛さを倍増させています。目がバグりました。

<すれ違う様が大きさのギャップを際だす>
ペットショップでミヌエットを良く見かけますが、大きさは個体差があります。本当にミヌエットなのか?と思うほど大きい種もいたりする場合もありました。
■ 短足ゆえのお世話ポイントもある
ミヌエットは魅力満点ですが、短足種ならではの注意点もあります。
・毛が床につきやすい
・毛玉ケア(ブラッシング)が必須
・ジャンプ力が低いので段差に配慮が必要
・肥満になると足腰への負担が大きい
特にルーナは食欲旺盛なので、
太らせないための食事管理はかなり重要。
短足系は太ると一気に動きづらくなるので、飼い主の気配りが求められます。
我が家の先住猫のラガマフィンは長毛種。そのため、ケアはとても大変です。一方、短毛のルーナはケアが格段に楽でした。
■ 顔の特徴(丸顔・大きな目・愛嬌のある表情)
ミヌエットは“かわいい顔の代表格”と言っても過言ではありません。
丸顔、ぱっちりした大きな目、やさしい口元。
もちろん、ルーナもその典型で、写真を撮るたびに「顔が強い……!」と思わされます。
- 丸顔
- 大きな目
- マズル短め
- 子猫のような顔立ちが長く続く
人間でいえば、「可愛い系」と「整った綺麗系」が一緒にいるような感じでしょうか。
キューティーさと、ゴージャスさを兼ね備えたルーナです。
エキゾチック系も少し入ってます。そのため、目やにが流れてきやすく、白い毛のルーナは涙腺周りが汚れています。濡れた布でふきふきしてますが、なかなか取れない。これはエキゾチック系の宿命なのかもしれないですね。
■ 性格・寿命(穏やか・遊び好き・12〜15年)
ミヌエットは穏やかで人が好き。
遊ぶのも大好きなので、以下のおもちゃはよく反応します。
・猫じゃらし
・レーザーポインター
・小さめの段ボール
・ふわふわ系のおもちゃ
ルーナも、短い足でトテトテ追いかける姿がかわいすぎて反則級。
寿命は一般的に12〜15年程度。
より長生きしてもらうために、毛玉ケア・体重管理を徹底したいところです。
調査によれば短足猫は寿命は短いほうだと聞きました。これは平均的なデータだと思います。いずれにせよ、長生きしてほしい。普段のブラッシングや餌には十分気を付けたいと思います。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
ミヌエットは、小柄で愛らしく、甘えん坊で、家族に癒しを与えてくれる存在です。
本記事では、文献情報に加えて、我が家のミヌエット「ルーナ」の実体験をまじえて紹介しました。
「ミヌエットってどんな猫?」「飼いやすい?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです。
ミヌエットの日常や写真は、ブログやXでも発信していますので、ぜひ遊びに来てください。
ブログ記事一覧(猫ライフ):https://nekodesklabo.com/category/cat-life/
関連情報
内部リンク:猫 多頭飼い 初心者|失敗しない迎え方・注意点・実体験ガイド
外部リンク:X(猫デスクLabo)
参考文献・情報元
- The International Cat Association (TICA) – Minuet
https://tica.org/breed/minuet/ 国内猫図鑑・ペット百科事典を参考に作成



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